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すみません。うつなんですけど

さて、いよいよ最後です。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

しっかりお伝えしたいと思ったら時間かかってしまいました。

 

誰でも出来そうで出来ないこと。

何か分かりますか?

 

 

・一人で抱えない

 

自分が鬱になった時、絶対一人で抱え込まないで下さい。
うつ病は要は自分が壊れていってしまってる状態です。
その中で更に耐え抜こうとしたり、誰にも言わないと頑なにしていると、更に壊れてしまいます。

筆者も、とても勇気のいる事だったのでよく分かります。


だれにも知られたくない病気だと思います。
周りからどんな目で見られるのだろうという恐怖すらあります。

 

しかし、経験したからこそ言えることがあります。
周りは意外と興味がないし、特に特別視する必要は無いのかなと。

 

むしろ、「話してくれてありがとう」なんて言われたこともあります。
このように例えうつ病だと打ち明けたとしても大丈夫です。

そして、周りにうつ病の方がいる方は
難しいかもしれませんが、うつ病の人はもしかしたら小さなSOSを
出してるかもしれません。

他所から見たら分からないような変化があるかもしれません。
そのサイン(SOS)にきがついたらいつもよりも少し気にかけて頂けると幸いです。

 

・恋人や大切がうつ病になったら

 

先に僕が彼女から言われた事をお伝えしときます。
彼女からは、「会社を辞めておしまい」
そう言われました。

うつ病の原因が、仕事のストレスが原因となっていたので
うつ病と診断されて少ししてから辞表を提出しました。

何を伝えたいのかというと、そのうつ病の原因となったものから
少しでも遠ざけることが大切です。
しかし、こちらから執拗に迫ってはいけません。
自分の意思でというのも大切になってきます。

なので、周りの人はそれを優しく見守り、サポートをしてあげて下さい。
ただし、無理に病院行きなさいとか、
一緒に行くから頑張って直そうねとかはNGです。

頑張るという言葉はうつ病の方には良くありません。
頑張って頑張ってきた上でうつ病になってしまってます。
それは人の心に土足で上り込むことにもなります。

ゆっくりでいいからねと優しく見守る様お願いします。

 

・治りかけの危険性

 

 

さぁ、病院にもかかり、後は良くなるのを待つのみです。
しかし、治りかけというのはとても危険です。

ちなみに、うつ病というのは3つの期間に分けることが出来ます。

 

  • 前駆期

うつ病になりかかった状態のことを前駆期といいます。
今までできていたことが上手くできない焦りで不安やイライラが生まれてきます。

 

  • 極期

うつ病の症状が徐々に表れ始め、誰かに助けを求めようという意欲すらも湧いてこない状態です。

 

  • 回復期

治療によって徐々に回復に向かい、症状が一進一退する回復期。


じつは、うつ病が原因の自殺が起きやすい時期というのは、回復期なのです。

回復期では、それまでの倦怠感などが薄れ、やる気や活力も少しずつ湧いてきます。

しかし、まだうつ病が完治したわけではありません。日によって気分や体調にも波があります。

 

この状態で自殺念慮を抱いてしまうことが、うつ病ではもっとも危険なのです。
なぜなのか?

それは、回復期には実際に自殺を企図するだけの体力と気力があるからです。
自殺念慮を抱いてしまいかねない精神状態と、それを実行するだけの気力と体力が備わった回復期が、いちばん自殺を懸念する必要がある時期なのです。

気分のムラが激しくなったり、躁状態になったりしてしまうと最悪の場合命を断つ可能性もあります。

ですから、治ってきたから安心というのではなく、
治りかけこそ、気をつけて見てあげて下さい。

 

  • 最後に

 

さて、ここまで色々と書いてきましたが、最後にお伝えしたいこととお願いがあります。

 

どうかうつ病だからといって悲観的にならないで下さい。
まず自分を愛して下さい。
これは変な宗教とかではありません。
ただ、自分を愛せない人が他の人を愛せるわけがないから言っています。

 

自己啓発かと言われると通ずるものはあるかもしれません。
しかし、これは自己受容です。

うつ病のあなたもあなた自身です。
それを受け入れ認めて下さい。
受け入れない限り自分が自分を傷つけます。

 

「こんなの自分じゃない。」
「みんなの描く自分じゃない。」

 

ぶっちゃけそんなの関係なくないですか?
自分の生きたいように生きて自分の感じるままに生きればいいのです。

それを否定されるような環境であるならばまずはその環境から飛び出しましょう。
そんな環境にいては何をしても無駄です。

僕は環境を変える為に正社員を辞めました。
その後はアウトドアのアルバイトになりました。
給料は減り有給もなくボーナスも無くなりました。

それでも環境が変わって一気に元気になりました。
なぜでしょうか?

 

環境です。

 

うつ病になって仕事を辞めた事を話しても同情もせずに受け入れてくれたアルバイト先。
そして、そんな自分の状態になってでも一緒に歩こうとしてくれていた彼女。
更にはそこに理解を示してくれた家族。

これらの環境のお陰で僕は立ち直り、社会復帰しました。

 

その元を辿ればそんな自分を受け入れ、そして認めた状態で環境を変えたからこそ今の環境が有ります。

 

うつ病が治るきっかけは?」と聞かれたら僕はこう答えるでしょう。

 

「環境を変えることです」


これを読んでる今うつ病のあなた。
うつ病の人が周りにいる方。
うつ病なんてただの甘えだと思っている人。

ぜひ、環境を整えてあげてください。
そしたらきっと、今より素敵な自分に出逢えるかもしれませんよ?

ここまで読んでくださりありがとうございました。
少しナイーブな内容にはなりますが、一度文として残したかったのでこちらに書かせて頂きました。

 

 

byゆう